2022/07/01 16:16
今日は「フロスピック」に学ぶアイディアの作り方のお話をします。
一応説明すると、フロスピックとは、歯間を掃除する「デンタルフロス」がプラスチックのスティックについていて、片手で歯と歯の間を掃除できる便利グッズです。
これ、見たことある人は分かると思いますが、糸がついている方の反対側の先がめっちゃ尖ってるものが多いんですよね。
つまようじのように歯の間を掃除するためにそうなっているのだと思うのですが、僕はこの尖り部分を見るとゾッとしてしまいます。見るたびに、もし子どもが持って歩き回って、転んで目とかで刺さったりしたらヤバイなとか想像してしまいますね。そのうえ、これだけ尖ってるのに、いざ歯の間をその先端で掃除しようとすると、全然隙間に入っていかないんです。もっと歯を掃除しやすくて、かつ安全な形状はあると思うんですよね。
あれだけ大量に作って売っている商品なので、金型は割と早いスパンで作り直す必要があるのかなと想像できます。その作り直すタイミングで、ほんの少しずつ、よりよい形になったらいいな~と思ったりします。
以上は完全なる個人の感想ではありますが……、こんなふうに日常生活の中で「これおかしくない?」というところに気づきやすくなると、アイディアのヒントがたくさん見つかります。
例えばテレビのリモコンのボタン多すぎ&ほとんど使わない問題とか、大体のソファー腰痛くなる問題とか、ラップのカッターのギザギザ危なすぎる問題とか……。全部個人の感想ですけどね。
性格悪そうに見えるかもしれませんが、笑い半分でいつも、「これでいいのか? これでいいのか?」とツッコミながら、改善アイディアを常に考えて、仕事の中で何かをさらっと変えられるチャンスを見つけたらほんのちょっとだけ改善していく癖をつけると、誰でも世の中を進歩させていくことができます。意識してみてください。
◆この原稿は、ボイスメディアVoicyの音声配信番組、「高橋晋平の1日1アイデア」を参考に原稿化されたものです。
Voicy 高橋晋平の1日1アイデア:https://voicy.jp/channel/1883
高橋晋平Twitter:https://twitter.com/simpeiidea
株式会社ウサギHP:https://usagi-inc.com/